琵琶湖疎水
気を取り直して翌日はまずまずの天気。せっかくキャンセル待ちして獲得した疎水クルーズ。集合が朝9:15ととんでもない時間で通勤通学の真っただ中の京阪電車。
その京阪電車は、江ノ電レベルでもう路面電車なもんで、最寄り駅三井寺駅で降りたら、疎水は目の前だった。
疎水の奥に見えるこんもりした桜の山が、三井寺。
そして、朝早いおかげで景色はすがすがしくよかったんです。
まずは乗船前に疎水まわり





























で、いよいよ乗船なんだけど、うれしかったのはこれ!
そうです、疎水のアンバサダーは彼!彼以上にピッタリの人もいないし、それを受ける彼もナイス!
契約の問題なんだろうけど、HPとかには出没しないのがとても残念。
そして肝心のクルーズは?
もともと山科から先の部分については、どうせほぼトンネルだろうよなぁと最初から山科までのクルーズで十分と踏んでいたのだが、どっこい山科までの短い区間でも85%はトンネルであった!
写真で見える第一トンネルまでの距離、で、トンネルを出たらそこはもう山科の船溜まりで、一番前に乗らない限り、写真もうまく撮れないし…
まぁさ、乗ってみなけりゃわからないわけなんだが、正直乗る意味はない。
山科から先の蹴上まで、これよりはましなのか?でもなぁ、ほぼ1万円なんだよ?その金額を出せるかぁ?
誰かに乗ってもらいたい(笑)
疎水の横の道を歩けるってことが一番の価値でしたな。

























東山自然緑地
で、船を降りて毘沙門堂へ向かうわけなのだが、その道筋の遊歩道がとてもよかった。思わぬめっけものです。
遊歩道を降りてちょっと住宅街を歩いて毘沙門堂なわけなのだが、高級住宅街でありました。素敵でした。
帰りは遊歩道を通らず山科の駅までずっと住宅街なのだが、疎水から毘沙門堂までの間だけが高級、あとは普通だったな(笑)
いつか、船には乗らず疎水脇をずっと歩いてみるのも楽しそうだよなぁ。



















毘沙門堂









石山寺
さて、石山寺へ。それにしても京阪とJR、駅名がややこしい。わかっていてもややこしい。慣れるしかないのだろうなぁ。駅の小ささとバス停のわかりにくさも。うーむ、メジャーじゃないとはこういうことなんだな。
と思いつつ石山寺に向かって行けば、わぁ琵琶湖です。視界がぱぁーっと開けて!
やっぱり私は広い水辺が好きなんだなぁと再確認。毘沙門堂の高級住宅街もよかったのだが、やっぱりこっちがいい(笑)








































三井寺
さて、また三井寺駅に取って返して三井寺観光。
桜まつり期間中、貸し切りで5分、1000円という観月台。出発の前にニュース番組で中継なんかしやがって、余計なことを…と思っていた観月舞台。まつり期間が終わって他の客と一緒に眺められると思っていたそれは、入場できませんでした。が、そんなに悔しくはない。拍子抜けするほど小さな空間でした。
そこからの眺めは、むかーし伊東のてっぺんにある李王家の別荘跡地からの眺めと大変よく似ておりました(笑)
三井寺詣で、疎水の方から行くと「総門」が先にあるのでまぁそこから入るでしょ。すると受付があってついそのまま左へ行って「観月舞台」を目指したくなるのだが、そうすると激しい上り階段になるので、「仁王門」の方から入って観月舞台から下って総門から帰る方が正解のようではある。でも、茶屋とかは仁王門の方にしかないからね、また仁王門に戻るってことになるのかなぁ。
もちろん私は、激しい上り階段を上ってしまいました。
三井寺も石山寺も、これといった桜があるわけでもないのでドンピシャの時期に来て、桜を楽しめるならいい雰囲気でしょう。
それだけですな。


















